イームズ オーガニックチェア ブラウン
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ミッド・センチュリーの巨匠 イームズとサーリネンの共作 (お客様組み立て・脚部差し込みのみ /配送エリアにより別途追加送料あり)
サーリネンとイームズの共作、エーロ・サーリネンの代表作。
サーリネンとチャールズ・イームズの共同作品として1940年に開催されたMoMAの「オーガニック家具デザインコンペ」に出展され、1等に選ばれた作品。
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商品番号 |
1076-2273 |
商品名 |
イームズ オーガニックチェア ブラウン |
定価 |
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販売価格 |
23,650円 |
メーカー |
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送料区分 |
送料込 |
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ミッド・センチュリーモダンの巨匠、サーリネンとイームズの共作、エーロ・サーリネンの代表作です。
サーリネンとチャールズ・イームズの共同作品として1940年に開催されたMoMAの「オーガニック家具デザインコンペ」に出展され、1等に選ばれています。
構造的にも難しい脚の取り付け、 成型合板で曲面を設計してその周りに、布をはり、柔らかい形状とすわり心地を実現しています。足の付け根は、日本の無垢材の椅子の工法で馴染み深い「鬼殺し」に似た金具での合理的な方法で強度を持たせています。オーガニックチェアはブームの北欧系インテリアとミッドセンチュリーの丁度中間のテイストを持ち、どちらのテイストにもなじむデザインがとても素敵です。オーガニックチェアはイームズとサーリネンの合作。イームスのシェルチェアの原型とも言われています。
このオーガニックチェアは「復刻版(ジェネリック製品)」です。いわゆる模造品ではありません。著作権の切れた商品を改めて製品化したものです。
●サイズ:幅 73cm × 奥行 60cm × 高さ90cm、座面の高さ 46cm、肘掛けまでの高さ 64cm
●素材・成分:FPRフレーム、ウレタンフォーム、張地 : ポリエステル+コットン、脚部 : ビーチ無垢材、ジョイント金具
●パッケージ:個包装
●備考:※組立て品(脚部取り付けのみ)、※脚カット不可
※脚部は自然素材のため1脚、1脚で木目が異なっております。
製造工程上に発生する細かな傷や色ムラ、成型の跡などがある場合がございますが、
商品・製造工程の特性上発生してしまうものになりますので返品・交換は受けかねます。
チャールズ&レイ・イームズとは
アメリカのデザイナー、チャールズ・イームズとその妻レイによってデザインされた椅子でミッド・センチュリーを代表するデザインのひとつ。積層合板、プラスチック、金属といった素材使いに特徴がある。
チャールズは1940年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催された「家具・インテリアのオーガニック・デザイン」というコンペティションに応募、成形合板を用いた椅子を建築家のエーロ・サーリネンと共作し入選した。その後は、翌年結婚したレイとともに、「グッドデザインを安価で誰にでも」という理念のもと数々の家具をデザインし、その多くはハーマンミラー社で製造され広く普及した。
初期の代表作はLCWチェア(Lounge Chair Wood)(1945)、同型のLCMチェア(Lounge Chair Metal Legs)(1945)、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)を用いたシェル・チェア(Shell Chair)(1948)は、MoMAで開催された「ローコスト家具デザイン国際コンペ」で初めて紹介され、その後シリーズ化された。プラスチックを用いた実験的な作品であるラ・シェーズ(La Chaise)》(1948)は、当時の技術ではあまりにも製造が困難で高価だったため、量産は1990年まで待つことになった。その他の代表作にワイヤーメッシュ・チェア(1951)、ラウンジ・チェア&オットマン(1956)、アルミナ・グループ・チェア(Aluminum Group Chair)(1953)等がある。
エーロ・サーリネンとは
エーロ・サーリネンはクランブルックアカデミーの初代校長であるエリエル・サーリネン、テキスタイルアーティストのロハ・サーリネンという世界的に有名な両親の影響で、幼少期よりデザインに囲まれて育ちました。サーリネンは1929年にパリで彫刻を学び、翌年からイェール大学建築学科に入学、1934年にはクランブルックアカデミーで教鞭を執りました。
サーリネンはクランブルックでチャールズ・イームズと出会いました。2人は新しい材料やプロセスを探求するなかで親友となり、プロジェクトの仲間として互いを高め合いました。1940年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)主催のオーガニックデザインコンペで、プライウッドチェアがグランプリを受賞し、2人は一躍注目を浴びました。
またサーリネンはクランブルックにて、父親であるエリエル・サーリネンの有望な教え子であったフローレンス・ノルに出会いました。フローレンスはサーリネン家で夏休みを過ごすほど、サーリネンと兄妹のような関係を築き、その関係は生涯続きました。フローレンスに依頼され、1940年より15年以上に渡り、チューリップチェアやウームチェアなどのKnollを代表する作品を数多くデザインしました。現代的な素材を用いた優雅で有機的な形をしたデザインは、Knollの代表作となりました。
また、彼は家具だけでなく建築家としても多くの作品を残しました。代表作は、ワシントン・ダレス国際空港、セントルイスのゲートウェイ・アーチ、ケネディ国際空港のTWAターミナル、ニューヨークのCBSビルディングなどがあります。